はははのひ ひひひひのはは
ぼくが パンを好きなのは
かあさん いつも 焼いてたから
幼い頃の記憶の中は 麦の薫りでいっぱいだ
生まれて最初の お料理は
パンの成形だったよね
怪獣のパン焼いたっけ
それとも 亀さんだったかな
ぼくはパンが大好きだ
ぼくが 玄米好きなのは
幼い頃に 食べてたから
あの時は 嫌で嫌で 愚痴ばかり
安全で栄養のあるもの 食べさせたかった 母親の想い 知らぬまま
「僕のおべんとだけが 黄色いんだもん」
「硬いし まずいし 籾殻、虫がたまにいる」
あの時は 嫌で嫌で 愚痴ばかり
でも今 はっきり知ったんだ
いのちの味と かあさんの愛
「自分のこどもにゃ 悪いもんたべさせたくないの」
「薬なんか飲ませたくない 食で健康に育てるの」
そういう 想い 今になって わかったんだ
ぼくは 玄米大好きだ
ぼくは かあさん大好きだ
ぼくが お花を好きなのは
かあさんの 息子だから
花を育てる 花を愛する
かあさんの 息子だから
はるなつあきふゆ
うちの花壇は 花だらけ
あの頃 いつも遊びに夢中
お花と話してなかったのにね
いつのまにやら いつからか
ぼくは お花を愛してました
ぼくは お花が大好きだ
ぼくは かあさん大好きだ
ぼくが みんなに モテるのは
かあさんの 息子だから
明るく 優しい かあさんは
いつも みんなの にんきもの
そんな おかあ 息子だから
ぼくも みんなに モテるんだ
知らず知らずの 母の愛
知らず知らずに 育ってきたけど
知らず知らずに バトンを受けて
はははの日 ひひひの母
一緒に パンをいただこみゃあ
ジャスミンのえみ 前にして