芋掘りは楽しい。土の中にある芋類は掘るまで、何が出てくるのかわからない。どんなサイズ、どんな色、どんな形、どんなけの量・・・掘ってみるまでわからない。だから僕は芋の収穫が一番好きだ。
掘ってびっくり、掘って大喜び。おいしそうな可愛い芋くんたちがたくさん出てきた。赤い芋まで出てきた。僕らは男爵しか植えていない。前の住人が昔育てていた種芋が土の中でずっと春を待っていたのだろう。赤いジャガイモにもいろんな種類がある。たいていが南米原産の芋。ベニアカリ、花標津、レッドアンデス、レッドムーン・・・。
うちの赤ジャガの花の色は薄紫でとても綺麗だった。赤ジャガは育てるのが難しいというが、僕らは本当に何もしてない。種芋を植えてもいないのだ。勝手に生えてきて、いつの間にか収穫になった。赤ジャガはサツマイモのように甘いという。さぁて、うちの赤ジャガはどんな味だろう!!
ヒロヤスとリカちゃんは芋掘りだけじゃなくて、草抜きやら、苗の定植やら、丸々一日僕らに付き合ってくれた。とりたてのジャガイモづくし。うちで採れた大根と胡瓜とジャガイモがちゃぶ台に並ぶ。小さいジャガイモを揚げただけの塩ジャガは絶品!
新鮮な鯵のフライは香川のお父さんお母さんにわけていただいた。これまた、本当に美味しい!!
それにしても、四人集まれば、バンドは組める。音楽好きな四人は夜遅くまで、合奏したり、音楽DVDを見たりしてすごすのでした。