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テーブルクロス
上等な 水色のテーブルクロス
うすい 藍染めのやつ
そいつをぱっと 広げてね
やまももジュースに 氷浮かべて
それはもう ほんとに幸せな夕
それはもう ほんとに幸せな夕
クロスの横っちょ 火照った夕陽
クロスの横っちょ 好きなみんな 横顔うっとり
それはもう ほんとに幸せな夕
石窯ピッツァの真っ赤なトマト
夕焼け小焼けで また明日
それはもう ほんとに幸せな夕
石窯ピッツァの とろけたチーズ
お月様の 出番を待って
それはもう ほんとに幸せな夕
上等のテーブルクロス 広げたら
みいんなゆっくり くつろいで
とにかく ほんとに幸せな夕
(・3・)(・3・)(・3・)(・3・)(・3・)(・3・)(・3・)
白い琴 あなたの白い骨骨 拾い
月光で洗い 竹竿に吊せ
にがうり 黄色く朽ちたら
骨骨鳴らせば
田圃に星が散る
あなたの白い骨骨 響く
夜空の静けさ 骨の音の美しさ
に 涙
生まれ死にゆく営み
に 涙
お師匠さま
こっちへおいで
抱きしめたげる
どうしたの?
好きなだけ
おしゃべりなさい
黙って聞いだげる
私は何も言わないよ
あえて何も言わないよ
肯定も否定も言わないよ
でも
こっちへおいで
抱きしめたげる
わたしを見てよ
わたしが静かに微笑んだげるから
樹のようがいい
樹が僕のお師匠さま
(>3<)(>3<)(>3<)(>3<)(>3<)(>3<)(>3<)(>3<)(>3<)(>3<)(>3<)(>3<)
へんてこりん
美しい奏ででなくとも
あっと言わす奏ででなくとも
へんてこりんな奏でなら
へんてこりんな刻
へんてこりんな場なら
奏でられるさ
それでいいさ
へんてこりんなもの
作れるのは おまえだけ
生きるというもの
それさえ
へんてこりん
しようね
種を植えようね 今を生きる種を植えようね 懐のでっかい地球に 種を植えようね
野菜をつくろうね 強く根を張り、お日様に笑う 野菜をつくろうね
麦わら帽子をかぶって 野菜を収穫しようね 大地の恵みにニヤニヤ喜ぼうね
すいか割りをしようね カボチャのお化けをつくろうね
ひょうたんもつくろうね 水筒もつくろうね ひしゃくもつくろうね
へちまもつくろうね たわしもつくろうね へちま水もとろうね
豆をつくろうね それで豆腐をつくろうね 醤油をつくろうね 味噌をつくろうね
泣こうね 笑おうね 怒ろうね いたずらして そして笑おうね しようねしようね
米をつくろうね 泥んこ遊びしようね 金色に輝く波をつくろうね わらじもつくろうね
麦をつくろうね 麦踏みしようね 風を金色に染めようね 麦わら帽子もつくろうね
それでパンをつくろうね 部屋いっぱい 村いっぱい 麦の香りで埋めようね
石をうまく積もうね 石窯をつくろうね 汗をいっぱいかきながら 石窯をつくろうね
それでパンをつくろうね 部屋いっぱい 村いっぱい 麦の香りで埋めようね
薪をつくろうね
寒い冬のために たくさん薪をつくろうね 薪小屋もつくろうね
森をお散歩しようね
木漏れ日をくぐり抜けて 土と樹の匂いをかいで 森をお散歩しようね
いろんな山菜を採ろうね
いろんな木の実を拾おうね
いろんな花の臭いをかごうね
いろんな仲間達との出会いにびっくりしようね
いろんな仲間達との出会いにほっこりしようね
栗を 椎を見つけようね きいちごを見つけようね あけびを見つけようね
ざくろをみつけようね やまももを見つけようね
それで魔女のようにジャムをたっぷりつくろうね
木を植えようね 梅を 胡桃を 栗を 柿を 蜜柑を 林檎を 無花果を植えようね
葡萄を 桃を 枇杷を 植えようね
それで魔女のようにジャムをたっぷりつくろうね
泣こうね 笑おうね 怒ろうね いたずらして そして笑おうね しようねしようね
梅干しをつくろうね 真っ赤な梅干しで玄米おむすびを握ろうね
おむすび転がしたら ねずみと仲良くなって お屋敷に呼んでもらえるかもね
川で遊ぼうね 水切りをしようね いかだをつくろうね 魚も釣れたら楽しいね
目をつむって 高い岩から飛び込んで 川で楽しく遊ぼうね
目をひらいて 青い世界に潜り込んで 川で楽しく遊ぼうね
竹藪を探そうね 竹細工をつくろうね 箸 籠 ひしゃく おちょこもつくれるかな
竹の子も見つけようね かぐや姫も見つかれば楽しいね
蜜蜂さんを飼おうね いっぱい蜜を集めてもらおうね
刺されないように重ね着して 蜂蜜をいただいちゃおうね
粘土を探そうね いい土みつかるよきっと
それで器をつくろうね オカリナもつくろうね
星空を見ようね 星の名を覚えようね
自分の星を見つけようね 流れ星にお願いしようね
五右衛門風呂もつくろうね
露天風呂にしたら お月様も浮かぶよねきっと
泣こうね 笑おうね 怒ろうね いたずらして そして笑おうね しようねしようね
本棚をつくろうね
大きな大きな本棚をつくろうね 森の中の小さな図書館だね
CDが綺麗に並ぶイカした棚をつくろうね
解りやすいようにタグをつけるんだよ
机をつくろうね 椅子をつくろうね
それで気持ちいい朝陽を浴びながら 素敵な朝食にしようね
木の小屋を建てようね
楽器をいっぱい詰め込んで 森の音楽隊を集うんだ
歌を歌おうね
自分の気持ちを歌おうね みんなも一緒に歌おうね
軽トラをとろとろ運転しようね
夕陽を見送りながら 風を切ろうね
薪ストーブを使おうね 火をみつめながら 寒い冬をぬくぬくにしようね
お湯をわかして 美味しいお茶を入れようね 冷たい水が美味しい時もあるよね
それから薪ストーブの上で ポトフをつくろうね
それからそれから 焼き芋もつくろうね プリンもつくろうね
地下室をつくろうね
土を掘って地下室に貯蔵庫をつくろうね お宝が見つかるかもね
野菜も 果実酒も ジャムも 味噌も 糠底もていねいにしまっておこうね
泣こうね 笑おうね 怒ろうね いたずらして そして笑おうね しようねしようね
東屋もつくろうね
それで暑い夏にお昼寝をしようね 友人を呼んで宴をしようね
木の上にも小屋をつくろうね
梢から吹き込んでくる風の中 次の冒険の作戦会議をしようね
筏もつくろうね
流れながら岩をよけ ひっしにもがきもしながら でっかい海を目指そうね
竹のテントも張ろうね 太鼓とラッパに合わせて へんてこりんなダンスをしようね
お月見をしようね 凧をあげようね かるたをしようね びっくり箱をつくろうね
かけっこしようね 落とし穴掘ろうね ろうそくを点そうね カブトムシをとろうね
ザリガニをとろうね イモリと遊ぼうね ブーケをつくろうね お茶をつくろうね
竹馬つくろうね どんぐり拾おうね やじろべいつくろうね おまつりしようね
けんかをしようね 仲直りしようね 大笑いしようね 泣きじゃくる姿見ててね
絵を描こうね
楽しくてべらぼうな 絵を描こうね
詩を詠おうね
そのまんまの気持ちを そのまんまの風にのっけて 詩を詠おうね
楽器を奏でようね
気持ちいい気持ちで 楽器を奏でようね
唄を歌おうね
そのまんまの気持ちを そのまんまの世界にむけて 唄を歌おうね
人生を
つくろうね
自分を
しようね
こどものくに
虹のくにに行きたいな お空が虹だらけ
虹のわっか 虹のリボン 虹のソファー
虹の糸をひっぱって、好きなドレスをつくるの
近くで見ると・・・ 虹は七つの色じゃないのかも
いろんなピンクがあるのかも
光るピンク 笑うピンク うさぎのピンク
おんなのこのおしゃべりは 踊り子のように跳ねてゆく
おとこのこは目を丸くし それから微笑み
そしておんなのこのお話を忘れる
カブトムシの角に凧糸 凧糸に荷車
荷車にはノコギリクワギタ
凧糸をひっぱって、すすめ! すすめ!
カブトムシ!
力づよい角は まるで 勇者のつるぎ
ドラゴンに立ち向かうつるぎ
こどものくに こどものくに 夢のくに
こどものくに いまのくに 永遠にいま
こどものくに こどものくに まほうのくに
こどものくに 空で想う わがままなくに
わがままだけど へいわなくに
大きなお花畑のある かわいいおうちにすみたいの
りんごの木 みかんの木 ぶどうの木
いちじくの木 ケーキの木 チョコレートの木
金平糖の空 人魚の海 お花畑の海
毎日順番に頬張るの
食べきれないから ジャムを作るの
ジャムを作って 人魚の姫にあげるの
海の色も染まり おべべもかわいく染まるの
おんなのこのおしゃべりは 踊り子のように跳ねてゆく
かわいいステップ かわいい口笛 お空を自由に跳ねてゆく
おとこのこは目を丸くし それから微笑み
そしておんなのこのお話を忘れる
楽しいなあ 楽しいなあ 今ここに戯れて 永遠へ結ばれて
長い滑り台ささる 大きな砂丘に
てやんでい! 大工の職人 腕組みだ
切り出した竹 掘り出した粘土たくさんのどんぐり
怪獣の住む おやしきをたてるんでい!
窓をつくって 屋根をつくって はしごを立てて
水路を通して 隠し部屋は慎重に
こどものくに こどものくに 夢のくに
こどものくに いまのくに 永遠にいま
こどものくに こどものくに まほうのくに
こどものくに 空で想う わがままなくに
わがままだけど へいわなくに
おんなのこの魔法 とめどなく流れる 踊り子
おとこのこのまなざし いつだって 冒険家
微笑み合って すぐ忘れ ぶつかって 結ばれて
誰もが光を持っていて 重なって 溶けて 消えて
また生まれて
誰もが単純で 正直で わがままで 身軽で
ひとりぼっち
とっくみあって すぐ忘れ 大笑いして お昼寝
からだと いまと ここと
なにそれ? ぼくわかんなぁーい!
ねえねえ、それよりも とのさまバッタを
捕まえにいこうよ
(・0・)(・0・)(・0・)(・0・)(・0・)(・0・)(・0・)(・0・)(・0・)(・0・)(・0・)(・0・)
あさ
朝の光 控えめな風 鳩の声
鍋かけて お茶をいれる
新聞の天気図に パンの粉が落ちる
カーテンを開けて 猫のあくび
花に水をやって 初めて出会った蕾に
「はじめまして、よろしくね」
一日のはじめのことば
「おはよう」
鼻の埋まるでかいパン
口のまわりを 桃ジャムで汚せ
最高のことば
「いい日を」
天狗さん
エイサァ イヤサカ 天狗さん
どおしてお鼻がなあがいの?
お花の香り 好きだから
お山の匂い 好きだから
どおしてお鼻が真っ赤なの?
お空でいっぱい遊ぶから
いやいや 夜空が好きだから
きれいな星空 お月様
お酒とお唄と うたげの夜
みんなといっしょにうたうのよ
いのちいっぱい うたうのよ
エイサァ イヤサカ 天狗さん
どおしてお羽がはえてるの?
お空のお散歩好きだから
いやいや あなたが好きだから
いつもあなたを見てるのよ
どおしてくちばし持ってるの?
口笛お唄が好きだから
高い声でうたうのよ
いのちいっぱいうたうのよ
エイサァ イヤサカ 天狗さん
いのちいっぱいうたうのよ
エイサァ イヤサカ 天狗さん
プレゼント
サバニこいで着いたとこ 雲ひとつないチベットの海
夜空の金粉 ざっくり掬う
高い山から助走して 大きくジャンプしたところ
ヨロンの内海 落っこちた
蒼い海の珊瑚の林 キラキラ光る シャコ貝ひとつ
シャコ貝の内 金粉いっぱい詰め込んで アラスカ行きの汽車に乗る
ユラユラ光る絹の布 アラスカ産のオーロラで
光零れるシャコ貝包み 次の行き先 ウブド駅
熟れた真夏のバス停で 傘を開いて 雨を待つ
雨の精霊 たっぷり光飲み干して
にんまり笑えば 七色リボンで できあがり
嬉しいのは ぼく 渡す方
どきどきわくわく 「これ あげる」
ピカピカ光る プレゼント
わくわく うっとり 君の顔
嬉しいのは ぼく わたすほう
リボンを解き 包みを開けたら
どんぐりひとつ ころころりん
つるつる光る どんぐりひとつ ころころりん
この実を植えたら どおなるか
育ってからの お楽しみ
そら
わたしが どんぐり あげましょう
あそこの人に 友達に
通りを歩く子たちにも
わたしが お花を あげましょう
好きな人に 出会った人に
あなたが生まれてきたことに
お空にゃ お唄をあげましょう
みんなをつなげる大空に
わたしの好きな大空に
わたしは なんにも いりません
どんぐり お花を あげるとき
みんなも わたしに くれるんだもん
みんなの きれいのお目目の中に
まあるい どんぐり うつっているもの
みんなの かわいい 笑顔の中に
小さな お花が 咲いてるんだもん
みんなにたくさんあげるから
わたしもたくさんもらえるの
きれいでかわいい小さなものが
お空の中に
わたしのお唄
溶けてますように
「おひさしぶりね」
研ぎ澄ます北風
やけに青い冬空
すべての葉振り落とした枝枝
いっぱいに広げたあべまき
ビリー・ホリディの光に弾み
ドン・キホーテに付き添って
アナグマのようにごろごろしてたら
いつのまにか・・・
つくし 顔を出して
転がったままのあべまきどんぐりに
「おひさしぶりね あたたかくなりました」
やわこい緑 あべまきのおめかし
光と緑香混じった やわこい木陰
緑陰の中に ヒヨドリの囀り
囀りの中に 静けさの色
芽吹いた樹冠を飛び越えた
春のうたがでしゃばって
老いていくことで
生み連ねてゆくこと
陰をつくることが
光をもらうことで
光の中に謳うこと
陰の中に黙すること
あなたの春に
春のあなたが
「はじめまして あたたかくなりました」
ZOO
だちょうさんにのって 海へ
海へいきたいな
いるかさんにのって 島へ
南の島へいきたいな
わしさんにのって 雲へ
雲の上へいきたいな
ぞうさんの鼻 むすんでシャワー
ごりらさんに けんだまおしえて
あしかさんの おひるねをじゃまする
ずうっとたのしいな
カンガルーさんの おなかでねむる
ずうっとたのしいな
立ち尽くすペンギン
昼の星 見えている
立ち尽くすペンギン
遠い昔の歴史をたどる
どうぶつえんで おむすび ぺろり
ずうっとたのしいな
いよいよ引っ越しの日時が決まりました。4/5に徳島県吉野川市、美郷の山の中の小さな集落に引っ越します。
景色も水も美しい、約標高370メートルの場所です。
生活の準備や資金稼ぎなどで、初年度はあわただしいことと思いますが、まずは3反ある畑に果樹を植えたり、ライ麦や大豆や蕎麦や自家用の野菜を育てる準備をするつもりです。
のんびり一歩一歩進んでいきます。
ゆくゆくはログハウスを建てて、石窯をこしらえて、パン屋&雑貨カフェを開きたいです。ログハウスは二戸建てる計画ですが、もう一戸の使い道は、音楽スタジオです。響きのいい木の家ならではの空間で、ギターをつま弾いたり、ドラムを叩いたりしていきたいです。自由に使えるスペースとして開放して、音楽好きを集めて、山の音楽隊をつくるのが一番の夢だからです。
でもまずは一年間眠っていた空き家の大掃除や、畑にぼうぼうに生え、強い根を張り巡らしている雑草くんたちとの付き合いから始めます。
やわら
毎日毎日
のばしてやる
ほぐしてやる
風呂上がりに
のばしてやる
地に手をつけて
脚を開いて
体を前に倒して
腰をひねって
やわらかく
やわらかく
体も心もやわらかく
あれれ
今日は
やけに
やわらかい
そうか、そうだね
陽射しやさしい
いのちすべてがやわらかい
春だもの
毎日毎日
のばしてやる
ほぐしてやる
体も心も
やわらかに
祝福のおしえ
鷲は 言わして もらいます
森がどんどん死んでゆく
鰯も 言わして もらいます
海がどんどん死んでゆく
教えて 鷲さん 鰯さん
わたしは 言わして もらえるの?
この星 汚した わたしにも
「いのちがどんどん死んでく」と
だって わたしのせいなのに
わたしは どしたら いいのでしょ?
鷲は 言わして もらいます
鰯も 言わして もらいます
あなたは いつも 祝いなさい
悲しむよりも 祝いなさい
全てのいのちを 祝いなさい