1ねずみ捕りック。リックは女の子。雌猫というのは、出産・子育てのために、小動物を捕まえて、栄養を補う習性がある。リックも例外ではない。台所や食卓など、登ってほしくないところには絶対に登らないし、食事も僕らのものやゴミ箱などをあさることなんて絶対にしないし、トイレのマナーもできた、おとなしい女の子。しかし、ネズミや小鳥をよく捕ってくる。これは、もちろん猫の習性なのかもしれないが、どちらかというと僕ら二人に見せて褒めてもらいたがっているのだと思う。僕らが外出していない時は必ず僕らの前に持ってくるし、外出の時の狩りの際でも、ネズミを食べてしまっても、必ずいつも決まった臓器(たぶん肝臓)だけは綺麗な状態で残してあります(小鳥は基本的に食べない)。
全く離す気配なし。野生の力を否定したり、弱めたりしたくないが、家の中で頬張ったり、臓器を残したり、あるいは戻してしまったりするのは我慢できません(小動物を摂取してから、吐いてしまうことのが多いが、このケースが一番困る)。慌ててリックを捕まえて、外に出てもらいます。