ついに火が入った。夢見てきた薪ストーブの始動!新しいストーブはまだ高温に対して馴染みがない。急激に高温まで上げてしまうと、最悪の場合、変形する場合もある。この現象を防ぐために、慣らし運転をするらしい。200℃前後で三時間程度燃焼させることを三度ぐらい行えば、いよいよ本格的に使用できるようになる。慣らし運転は充分な換気をしながら行うのだが、窓や扉を開けた状態で、冷たい北風が吹き込んできても、十分暖かかった。
それにしても火の優しい光は見ているだけで、心地よい。火のある暮らしに喜びや安らぎを感じるのは人間の本質的なものだろう。