「年越し蕎麦を作るんだ!」をスローガンに立ち上がった畑人。
周りの家はすでにしっかり干されている。冬の気配に干された蕎麦がよく合っている。
私たちの蕎麦は二週間ほど遅れての収穫。ほとんどが根本から好き勝手に倒れており、複雑に絡み合っている。そんな蕎麦を刈るのも、案の定、大変な作業。ていねいに扱わないと、実がポロポロこぼれてゆく。
寒い曇天の日であっても、まだリックは、一緒に畑に出る。さて、蕎麦の乾燥が、年越し蕎麦には間に合うかな?