ガレージが完成した。着工から一ヶ月以上がたっての待ちに待った完成だ。僕らにはとても大事な場所。パン工房をするためには小屋を整理しなくてならない。引っ越してきたばかりの4月の頃は、小屋が足の踏み場もないぐらいものやゴミやがらくたで埋まっていた。それらを整頓するためには、別の工具・備品棚が必要だ。ゆえに広いガレージに棚を新しく作ることにしたのだ。散らかった小屋のがらくたを整理することが一番大変だった。要らない鉄は鉄スクラップ工場まで運んで、お金に換えた。約300㎏で約10000円になった。それから指定日には市の粗大ゴミ処理場まで、がらくたを運んだ。
ガレージに棚を作る際、足を6本建てるために、水平を作るためにコンクリで基礎を打つ所からスタートして。横から入ってくる雨風を防ぐ、塩化ビニルの透明な壁を作ることで、完成にいたった。
小屋が片付いて、ガレージが完成して、屋根と雨樋の修理が終わった。これでやっとパン工房の内装や石窯製作に着手できる。
が、楽しい内装工事の前には、屋根以上に大変な作業が僕らを待っている。水道を掘って、小屋に上水道を通し、排水管を通して、自然濾過排水装置を手作りで作らなければならない。まだまだパン屋までの道のりは長いがぼちぼち歩いてゆこう。