丹後に住まう(真理子の)母と、京都に暮らす妹美佐が、遊びに来てくれた。
3人で赤紫蘇を摘み、バジルを摘んだ。今まではバジルを干して、乾燥バジルを作っていたが、今日はバジルの塩漬けと、ジェノベーゼソースの元となる、バジルソース(オリーブオイルと塩とニンニクはすでに入っている)。どちらも、長持ちさせるには水気は厳禁なので、葉を洗った後、ざるに置いて扇風機をあてて、よく乾かした。そして、生の葉のまま、塩漬けしたり、ミキサーにかけてソースにする。このバジルソースは冷凍保存できるから、これからずっとジェノベーゼパスタやピザがいただけそうだ。早速美佐がお昼にパスタを作ってくれた。バジルソースに松の実と粉チーズを足すと、ジェノベーゼソースになる。新鮮なバジルの香りがぷんぷんして、またそれが濃厚なチーズの味とよく合ってとても美味しかった。
赤紫蘇はまた、紫蘇シロップに加工した。
雨に濡れた睡蓮。
夕飯は親娘3人で作った。母が、丹後の郷土寿司である”ばら寿司”を教えてくれた。ばら寿司とはちらし寿司のことで、そぼろの部分を鯖缶で作るのが特徴。おひな祭りやお祭りによく作ってもらった、子どもの頃を思い出す味がする。美佐は今働いているカフェレストランで覚えたドレッシングで、サラダを作ってくれた。一日中前庭の草取りをしてくれていた母は、いつになくビールが進んでいた。お寿司は、3合のお米を4人で分けたので相当な量があったけれど、みんなぺろりと完食した。よく働いた後に、みんなで食べるご飯は美味しいね。二人とも、忙しい中手伝いに来てくれてありがとう。
(BY真理子)