牛蒡と人参のきんぴら・・・・・・牛蒡、人参、いりこ、胡麻、鷹の爪
塩ゆで空豆、 焼き椎茸、 玄米ごはん、 茄子と長葱の田舎味噌汁
牛蒡と人参のきんぴら・・・・・・牛蒡、人参、いりこ、胡麻、鷹の爪
塩ゆで空豆、 焼き椎茸、 玄米ごはん、 茄子と長葱の田舎味噌汁
玉葱の胡麻炒め、 茄子と豆腐の田舎味噌汁、 玄米ごはん、 フキの佃煮
スナップえんどうとほうれん草のサラダ・・・・・・スナップえんどう、ほうれん草、トマト、玉葱
甘夏40個で、最後のピール作り。皮むき、皮切りなどの下準備に二時間半かけ、煮詰めるのに、三時間かかり、フライパンと扇風機で乾燥させて、グラニュー糖をまぶしてピールにするのに、五時間ぐらいかかりました。手間をかけて、美味しいものができました。パンのアクセントにはかかせないのが、柑橘系のピール。早くパンを焼きたい。
我が家の畑の中で一番広い畑の準備もそろそろ始めたい。畑の端にある盛山をじいちゃんと二人で崩して、畑の土にした。じいちゃんは盛山がずっと気にくわなかったらしい。
さて、あとは耕耘機をかけて、石を拾って、大豆蒔きに備えよう。
間引き大根のおひたし
甘夏ピールパンケーキ・・・・・・小麦粉、全粒粉小麦粉、BP、 甘夏ピール、レーズン
高野豆腐の卵とじ丼・・・・・・高野豆腐、卵、椎茸、大根の葉、黒米、白米
小雨が霧吹きかけたり、つかの間止んだり。そんな涼しい潤いの中、今日もブルーベリー畑と、隣の大豆畑の畑づくりをする。雨が本格的になる前に屋外作業にきりをつけたい。ブルーベリーの木は8本ある。その内、実を付け始めているのが、4本。その実たちを、なんとしてもヒヨドリらの搾取から守ってやらなくてはということで、竹で囲いを設けてネットを張る。美味しいブルーベリーのジャムを作ろう。
雨が激しくなり始め、次に甘夏のマーマレード作り。よりドロッとさせるために綿の部分と種をとり、それを煮立てて、ペクチン液を用意する。中身の果実の部分も綺麗に削いで、全部利用する。
量が多いので、外で大きな竈と鍋で炊きあげる。薪を慎重にくべて、ゆっくりぐつぐつ煮詰めてゆく。約3時間煮立て続ける。
甘く苦い香りと、美しい山吹色を描くためには、 ていねいに薪をくべて、砂糖や蜂蜜を足してゆかなくてはならない。
甘夏30個のピールと果実、三温糖1㎏、蜂蜜1㎏、材料が浸るぐらいのペクチン液で、約4200㎏のマーマレードができあがった。渋い苦みがきいたアダルトなマーマレードに仕上がりました。んみゃあぁ~!!
今夜は残りの甘夏40個で甘夏ピールを作る予定。
雨は次第に安定し、強まることも弱まることもなくなった。細かい霧吹きのような霧雨。外を見渡すと、山の緑が美しく艶やか。山が深い深呼吸をしているような霧が山裾の谷からわき出ている。
我が家の軒下にはあく抜きをしたわらびが干してある。彼らが、僕らのマーマレード作りをすぐ隣で眺めていた。
バジルとチーズのパンケーキ、 スナップえんどうとトマトレタスサラダ
ポトフ・・・・・・人参、じゃがいも、玉葱
山里の畑というものは、大体が段々畑なのだ。平野の田畑のようにはいかない。工夫と大変は苦労をかけて、畑をつくり、管理してきた。石垣を作り、少ないスペースを平地に変えたり、あるいは傾斜のある坂のまま、畑にして、流れてゆく畑の土を毎度毎度ひっぱりあげてきた。
我が家の畑は同じ集落の畑と比べたら、比較的平地をうまく利用している。坂になっている畑よりも、水平を保っている畑が多い。大変有り難い限りである。そんな恵まれた畑ばかりなのだが、一面だけ緩い傾斜がある畑が大体二畝ぐらいある。実際は坂は許せる。問題は傾斜ではなく、畑の中身。実はその坂の畑の一番低い部分を20㎝掘ると、岩の層になっているという深刻な問題を抱えている。実際は低い場所だけでない。その畑一面すべてが同じ一枚岩の層になっているのであり、坂の低い部分がその岩の層に近いので、目立つということなのだ。
とにかく低い部分の岩を砕き掘り起こし、そして傾斜をなくして、どの部分もある程度深い土をその一枚岩の上に積み上げて一定になるような畑にしなくてはいけない。そして坂だった畑を水平にするということは段々畑にすることを意味する。たかが二畝程度なのに本当にしんどい作業。それ相当の重機を使えば楽なことのなのだろうが、僕らは昔ながらの古い耕耘機と備中鍬と唐鍬と鶴嘴で身体を使ってひたすら働く。
今日で三日目。三日目にしても、耕耘機をかける度に、大きな石がいつまでも出てくる。そしてその一枚岩の岩盤にぶち当たると、自分の体重以上の岩を砕き、掘り起こす場合もある。とにかくとても大変な作業だ。そしてとても大事な作業。この仕事を疎かにすると、水はけの問題、根を張る深さの問題により、作物が上手く育たないだろうことは目に見えている。僕は掌に肉刺をしながらも、耕耘機をかけ、鶴嘴で岩を砕き、そして岩を掘り起こす。真理子は腕を筋肉痛にしながらも、石や岩を拾い、そして土や粘土を鍬で引っ張って移動させて、水平を作ってゆく。
最後に砕き掘り起こした岩は僕の体重よりも重いだろうほどの岩。上手く割れて切り取れたので、とても気分がよかった。岩と言ってもかちこちの岩でなくて、薄く割れやすい岩なので。細かく割れてしまうのも、作業を行う上で厄介なのだ。もちろん硬くて分厚くて割れない場所も、もっと厄介なのであるのだが。とにかく割れたのだ。そして大物だった。
それにしても、畑から、大変な苦労をかけて作っていくので、自分の畑にとても強い愛着が持てる。今は土の善し悪しも気にしてられない、畑そのものの下準備なのだ。しかし一生懸命働いた分だけ、畑もよくなる。この大きな岩を掘り起こした畑で作る蕎麦は特別美味しいのではと、信じています。
お隣のじいちゃんの茶摘みのお手伝い。柔らかい黄緑色の葉っぱをもいでゆくと、お茶のいい香りがお日様に燻される。高級な玉露や抹茶のための茶摘みじゃないので、かなり横着にテンポ良く、せっせっと摘んでゆく。
じぶんたちが摘んだお茶を淹れるのが楽しみです。
岩海苔の佃煮・・・・・・岩海苔、蕗の佃煮、いりこ、鷹の爪、
麻婆豆腐(市販)、 白米、 長葱と芥子菜と豆腐の田舎味噌汁