天狗さん
エイサァ イヤサカ 天狗さん
どおしてお鼻がなあがいの?
お花の香り 好きだから
お山の匂い 好きだから
どおしてお鼻が真っ赤なの?
お空でいっぱい遊ぶから
いやいや 夜空が好きだから
きれいな星空 お月様
お酒とお唄と うたげの夜
みんなといっしょにうたうのよ
いのちいっぱい うたうのよ
エイサァ イヤサカ 天狗さん
どおしてお羽がはえてるの?
お空のお散歩好きだから
いやいや あなたが好きだから
いつもあなたを見てるのよ
どおしてくちばし持ってるの?
口笛お唄が好きだから
高い声でうたうのよ
いのちいっぱいうたうのよ
エイサァ イヤサカ 天狗さん
いのちいっぱいうたうのよ
エイサァ イヤサカ 天狗さん
プレゼント
サバニこいで着いたとこ 雲ひとつないチベットの海
夜空の金粉 ざっくり掬う
高い山から助走して 大きくジャンプしたところ
ヨロンの内海 落っこちた
蒼い海の珊瑚の林 キラキラ光る シャコ貝ひとつ
シャコ貝の内 金粉いっぱい詰め込んで アラスカ行きの汽車に乗る
ユラユラ光る絹の布 アラスカ産のオーロラで
光零れるシャコ貝包み 次の行き先 ウブド駅
熟れた真夏のバス停で 傘を開いて 雨を待つ
雨の精霊 たっぷり光飲み干して
にんまり笑えば 七色リボンで できあがり
嬉しいのは ぼく 渡す方
どきどきわくわく 「これ あげる」
ピカピカ光る プレゼント
わくわく うっとり 君の顔
嬉しいのは ぼく わたすほう
リボンを解き 包みを開けたら
どんぐりひとつ ころころりん
つるつる光る どんぐりひとつ ころころりん
この実を植えたら どおなるか
育ってからの お楽しみ